〜ご家族の安心と自立を支える補助具の知識〜

 

ご家族が股関節の人工関節の手術を受けたあと、「どんな杖を選べばいいの？」「サポーターって必要なの？」と悩まれたことはありませんか？

 

 

手術が無事に終わっても、すぐにすべてが元通りになるわけではありません。

 

特に股関節は、歩行や立ち座りに大きく関わるため、正しい補助具を選ぶことがその後の回復や安全な日常に直結します。

 

この記事では、ご家族の立場で知っておきたい【杖・サポーターなど補助具の選び方】をわかりやすくご紹介します。

 

◆杖は“その人に合った負荷と高さ”がカギ◆

 

 

人工関節手術後、歩き始める時期に杖を使う方は多いですが、間違った使い方をしているケースも少なくありません。

☑️ 杖の選び方ポイント

 

●T字杖：最も一般的で軽量。軽度の支えが必要な方向け。

●四点杖：より安定感があり、歩行が不安定な方におすすめ。

●肘支持タイプ：握力が弱い方にも適しています。

☑️ 高さの目安

杖のグリップは「腕をまっすぐ下ろしたときの手首の高さ」に合わせるのが基本です。

高すぎても低すぎても、肩や腰に余計な負担がかかってしまいます。

 

☑️ 使う側は“手術した側と逆の手”

手術した脚の反対側に杖を持ち、体重を分散させるように使うのが正しい方法です。

 

◆サポーターは“固定より補助”の感覚で

 

サポーターは、関節をガッチリ固定するものと思われがちですが、術後の股関節には「支えつつ、動きを妨げない」ことが重要です。

 

☑️ 股関節用サポーターの役割

 

●軽い安定感を与えることで、安心感と正しい動きをサポート

 

●動きすぎ・伸ばしすぎを予防

 

●温め効果で血流改善

 

ただし、強すぎる固定や長時間の使用は、筋力の低下や皮膚トラブルを招くことも。

 

使用時間や使う場面を、医療従事者の指導のもとで調整するのがベストです。

 

◆ご家族ができる補助のコツ

 

 

「杖の使い方、これで合ってるかな？」「サポーターは毎日つけるべき？」

ご本人が不安そうな様子なら、整骨院などで一度チェックを受けるのがおすすめです。

 

当院でも、歩行や姿勢を専門的に確認しながら、補助具の使い方を丁寧にお伝えしています。

 

また、こんな声かけも効果的です。

 

●「今日はどっちの手で杖を持ってる？」（正しい使い方を確認）

 

●「歩きにくくなってない？」（体の変化に早めに気づく）

 

●「サポーター、きつすぎない？」（皮膚トラブルの予防）

 

毎日声かけして不安な気持ちや考えもいっぱい聞いてあげて下さい！！

 

◆補助具は“卒業すること”が目的ではありません

 

杖やサポーターは「頼りすぎてはいけない」と思われがちですが、実は「安全に動ける」「自信をもって歩ける」ための大切なサポートツールです。

 

正しく使えば、再発予防・転倒防止・日常生活の自立につながります。

 

迷ったときこそ、医療・整骨院の専門家と一緒に選ぶことで、安心して毎日を過ごすお手伝いができます。

 

「うちの場合はどう選べばいい？」とお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

◆ひかり整骨院で、出来る事。◆

 

当院では、手術後のリハビリ期間を過ぎた方のために、『痛みや動きの改善』を中心に「再発予防」と

 

「日常動作の安定」を目指した施術や運動指導を行っています。

筋力の低下や姿勢の崩れは、時間と共に進行するため、定期的なチェックと調整がとても効果的です。

 

「これ、やっても大丈夫かな？」

 

「この動き、正しいかな？」

 

そんな不安を抱えたご家族の皆さまも、ぜひ一度ご相談ください。

 

 
整形外科とは違う視点で、日々の生活を支える“身近な専門家”としてお役に立てれば幸いです。

 

 

私たちは、ご本人だけでなく、ご家族の皆さまにも寄り添ったサポートを心がけています。

 

 

 

もし急な症状当でしたら、電話、ＬＩＮＥ公式LINE≪@win9015ｊ≫等でご相談ください、出来る限り対応出来る様に致します＾＾

 

 

 

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